ひばり整体｜茨城県つくば市にある整体院です。骨盤矯正、肩こり、腰痛や生理痛、更年期障害などの婦人科系症状にお悩みの方におすすめです。

昭和世代後期の方はそろそろ更年期という言葉が近いかもしれません。若い頃は「更年期？何だろう？」という感じだったと思います。しかし、実際に自分がその年齢や時期になると「更年期とはこんなにつらいのか」と実感している人も多いでしょう。そんな更年期と上手く付き合い、更年期障害などを克服していけるようなお話を今回はしたいと思います。

 

◆更年期と更年期障害とは

更年期という言葉を耳にしても具体的にどのような状態を指すのか知らない人も非常に多くいます。更年期とは女性で言う閉経前５年間と閉経後５年間の約10年間を更年期と呼びます。その期間ではっきりと病名や原因が分からない症状を更年期症状と呼び、日常生活に支障が出るほど思い症状を更年期障害と呼びます。

 

更年期症状や更年期障害などの更年期になる年齢は人によって様々です。早い人は４０代前半から症状が出る人も多くいます。また子宮筋腫などで子宮を全摘出した女性などはこの更年期症状に早くから悩まされるケースもあります。

 

◆更年期の主な症状

更年期の症状や状態はまさに千差万別です。中にはほとんどあまり感じない人もいます。

主な更年期の症状を下記にまとめましたので参考にしてみてください。はっきりとした原因が分からず下記のような症状が日常生活で発生するようであれば更年期の症状とも言えますので早めに診察を受けるようにしましょう。

・イライラ、感情が不安定

・肩こり

・腹痛、腰痛、頭痛

・便秘

・不眠症

・うつ症状

・動悸、息切れ、めまい

・冷え

・ほてり、のぼせ、汗をかきやすい

・小食になる

・性欲が無くなる

この他にも様々な症状がありますが代表的な更年期の症状を挙げました。上記のような症状がある場合にはまずは内科などにて原因を調べて、婦人科などの専門医に早めに相談するようにしていきましょう。

 

◆更年期症状、更年期障害の仕組み

女性は月経という物があり、女性ホルモンが深くかかわっています。更年期に入ると女性ホルモンが極端に減少したりします。これは若い時には女性ホルモンが多く分泌されていて身体機能を正常に保っていた事が保てなくなってきた事を意味します。

 

月経が正常な場合は脳が女性ホルモンを分泌するように子宮などに指令を出します。そのため月経が発生しますが子宮自体が加齢などにより機能が落ちてくると女性ホルモンを分泌させる機能が衰えてきます。そのため脳はさらに「女性ホルモンを出せ」と命令しますが子宮は「もう無理です」という状態になり、ここで「バグ」が発生して自律神経に影響を与えて更年期の症状が発生するのです。

 

これは女性だけでなく男性にも起こりうる症状ですので男性の人も充分に気を付けましょう。男性の場合の更年期の症状として分かりやすいのが「性欲の減退」になります。

性欲が減退すると当然精子を作る為の男性ホルモンが分泌されず、脳と自律神経でやはり前述したような「バグ」が起こります。そのため男性でも更年期の症状に悩まされるのです。

 

◆更年期の症状が重い人の特徴

更年期の症状が重い人などは共通点が多くあります。一番大きな特徴は精神面になります。

何事にもネガティブに考えてしまう人は少しの症状でもパニックを起こしてしまい自律神経を乱してしまいます。また、神経質な人も体の変化が感情面にダイレクトに現れ、上手くコントロールできず、イライラを人にぶつけてしまいがちです。そして真面目な人です。仕事などで生真面目な人は更年期の症状が出ると今まで通りに仕事に集中できず、思う様にいかなくなり落ち込んでしまい、更にうつ症状が悪化し、更年期の症状に振り回されるようになってしまいます。

 

その他日常生活面で不規則な生活を送っているような人も更年期の症状が出やすいと言えます。睡眠不足、暴飲暴食、慢性的な運動不足、ジュース類で水分補給、喫煙者これらの日常生活を送っている人は身体機能が低下している可能性が非常に高いです。そのため自律神経も乱れやすくなっていると言っても良いでしょう。

 

◆更年期の症状が軽い人の特徴

少し前述しましたが更年期の症状があまり感じられない人も大勢います。そのような人たちの特徴としてはやはり精神面が一番大きく影響しています。基本的に上手くストレス解消をして適度な運動、バランスの良い食事、充分な睡眠、しっかりとした水分補給を行っている人は精神面としても非常にプラス思考に働きます。その結果、多少調子が悪くて、更年期と診断されたとしても「前向きな考え」になるポジティブな思考になる人は更年期の症状が軽いと言えます。「自分も更年期の年齢か、これからどうやって楽しく生活していこう」という思考を持てる人は自律神経の乱れも非常に軽く済みます。

 

「病は気から」という言葉がありますがこれは本当の事です。自分自身の精神面のバランスをとる為には明るく楽しく健康的な日常生活を送る事が重要です。この日常生活が更年期の症状や更年期障害と上手く付き合う方法なのです。今日からでも遅くありません。前向きに楽しく人生を送るように思考をプラス面に変えてポジティブに日常生活を送ってみてください。