ひばり整体|茨城県つくば市にある整体院です。骨盤矯正、肩こり、腰痛や生理痛、更年期障害などの婦人科系症状にお悩みの方におすすめです。
サイトマップ起立性調節障害について
2020/12/14
「起立性調節障害について」
お子様たちの症状で「朝起きることができない」「長時間立っていられない」「立ちくらみがする」このようなことはないでしょうか?
子供が朝に起きる事ができないからといって怒ったりしていませんか?
このような症状がある子供は「起立性調節障害」の可能性があります。
今回はこの「起立性調節障害」についてお話していきます。
◆起立性調節障害とは
起立性調節障害とは自律神経が上手く機能しなくなり循環器系の調節が正常にできなくなってしまう疾患です。
人間の体は通常起きる時に脈拍や血圧が一時的に上がります。そしてすぐに正常にもどります。これは自律神経が正常に働いている証拠になりますが人によってはこの自律神経の動作が正常に行われない場合があります。
そのような場合無理をすると「立ちくらみ」や「失神」などの症状が発生してしまいます。
この「立ちくらみ」や「失神」の原因が不明で他の疾患が見当たらない場合に起立性調節障害と診断されます。
このように起立性調節障害の疑いがある場合は無理をしないで専門医師の診察を速やかに受けてください。場合によっては重大な疾患が原因で循環器系が正常に働いていない場合がありますので注意しましょう。
◆起立性調節障害の症状とは
では起立性調節障害の症状とは具体的にどんなものがあるのでしょうか?
具体的な症状を下記に上げますので参考にしてみてください。
・朝起きることができない
・貧血気味
・血圧が安定しない
・倦怠感
・長時間立つことができない
・失神することが多い
・めまい、貧血
・頭痛
・食欲不振
・動悸
このような症状が頻繁にあると起立性調節障害の可能性があります。
起立性調節障害は主に小学校の高学年から中学、高校と思春期の子供たちに多く発生します。原因としては思春期による体の変化(ホルモンバランス)やストレスが原因と考えられるものが多くありますので無理に叱らないでキチンと健康状態を把握してください。
ここで無理をして登校させると、立ちくらみや失神を起こして交通事故にあってしまう可能性も考えられますので注意してあげてくださいね。
思春期の子供は親とはあまり話したがらないことも多いと思います。そんな子供の健康状態を見るのは非常に大変だと思いますが少しでも気になる部分があれば優しく接してあげて話を聞いてあげましょう。
◆起立性調節障害の治療方法
起立性調節障害の治療方法としては生活習慣の見直しからになります。規則正しい生活をして適度な運動をすることから始めます。また貧血気味であることから水分補給と塩分も充分にとってください。
また起立性調節障害の症状は午後になると症状が和らぐケースも多いため様子をみて午後からから登校させるなどの工夫も必要です。お子様と学校とよく話し合いをしましょう。
起立性調節障害の改善方法のポイントを4つほど挙げておきます。
・水分は一日2リットル程度飲むようにしてください。
中々2リットルは大変ですがジュース類などをできるだけ避けて水を飲ませるようにしてください。
・塩分摂取
体のナトリウムが少なくなると起立性調節障害の症状が起こりやすくなります。
塩を10グラム程度1日に摂取すると改善されるようになってきます。
特に「朝食抜き」は厳禁になりますので注意してください。
・生活習慣
スマホやゲームでの夜更かしなどは規則正しい生活を狂わせることになります。また常
に体を動かさずゴロゴロしていると自律神経も正常に機能しなくなる可能性がありますので「早寝早起き」を心がけるようにしてください。
・ストレス改善
起立性調節障害は精神的なストレスから発症するケースも多くあります。日ごろの子供のストレスなども様子をみながら考えてあげましょう。特に運動は効果的です。人間は運動することにより各組織が正常に動くようにできていますのでスポーツクラブなどはおすすめです。
上記の方法で効果がでない場合は投薬治療や漢方薬の治療方法があります。しかし、でき
るだけ日常生活を改善ずる方法で起立性調節障害を治療する方法をおすすめします。
投薬治療は場合により、依存や強い薬に頼ってしまう可能性がありますので別の疾患が
発症する可能性があります。
<起立性調節障害の予防>
起立性調節障害の予防法は何と言っても自然治癒力を高めることになります。運動などの
部活を行い充分に水分や食事をして睡眠をとる。これを繰り返すことで人間の自然治癒力
は非常によくなります。
自然治癒力がアップすることで体のバランスも良くなり起立性調節障害が予防できるので
す。現代の子供達は運動能力や自然治癒力低下しています。これにはやはりゲームやスマホ
などの影響が多いと言われます。
非常に便利で興味深いスマホやゲームですがWHOでは依存症などの病気に認定されて
いますのでご家族でよく話し合い起立性調節障害の予防をしていくことをおすすめします。
たまには家族で運動も良いですよ。
起立性調節障害の詳しい記事はこちら